「ぼくは、 昔からモノづくりが好きだ」
モノづくりについて今一度考えてみたい。
モノづくりの本質とは何だろうか。
人はモノをつくることで、生活を豊かにする。 衣食住に関するもの、生活を手助けするものを作り出して、 今と同等かそれ以上の価値を生み出す。 とりわけモノを作る人、特に新しいモノを生み出す人は前向きだ。 自分が困っていること、 または周りの問題を自分のことのように考えてアイデアを出す。 しかし、本当にやりたいことに突き動かされる人は アイデアを思いつくだけではない。 そこから実行に移す行動力も伴う。 作りたい気持ちが強ければ強いほど実行に移すのも素早く、 行動にも勢いがある。 モノづくりをする人というのは、アイデアを具現化する人のことを言うのだ。 自分の考えるアイデアをカタチにするのは楽しいし、 それで周りの人が幸せになれば、なんとも言えない達成感や充実感がある。 また一緒につくる仲間がいれば時間や気持ちを分かち合える。
シオモト製紐
塩本 亘